手湿疹とステロイドの関係のページです。

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手湿疹とステロイドの関係

手湿疹で皮膚科治療を行う場合「ステロイド」を含んだ軟膏を処方されることががあるのではないでしょうか。
ステロイドと聞くとあまり良いイメージを持っていない方もいらっしゃるでしょうけれども、正しく使用することで、高い効果が期待できるものです。
まずは、ステロイドについて簡単に説明していきましょう。
ステロイドは、手湿疹の治療をはじめ、アトピー性皮膚炎の治療やとびひの治療などに用いられる軟膏です。
ステロイドが含まれる軟膏には強〜弱までのランクがあり、症状や炎症の度合に合わせて処方されます。
炎症を抑える効果が高いため、一般的によく使用される外用薬なのですけれども、副作用があることも確かな事実で、医師の指導のもとで正しく使うことが必要になると思います。
ステロイドの代表的な副作用としては、肌の色が変色する、皮膚が薄くなることで刺激に敏感になる、またそれに伴い細菌やウイルスに感染しやすくなるなどという症状が挙げられます。
手湿疹の治療でステロイドを用いるのは、私たち人間が持っている副腎皮質ステロイドホルモンを補って、炎症やアレルギー反応を改善していくことを目的としているところです。
手湿疹の治療でステロイドを使用すると、早い改善が期待できるのですけれども、前で説明したように、副作用の心配もありますから、手湿疹の治療でステロイドを使用する場合は、自己の判断で使用することは避け、医師の指示にきちんと従うようにしたほうがいいでしょう。